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不戦条約論

国際関係が不安定期に移行する現在、不戦の国際合意が実現した経緯を振り返る

国家間の不戦の約束は、いかなる事情で構想され、いかにして現実のものとなってきたのか。不戦の約束に伴って必要となる制度と解決すべき問題を、具体的な経緯と政治的技術に即して詳説する、パリ不戦条約前夜に著作された歴史的基本文献。
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著者 信夫淳平
書名 不戦条約論
体裁・価格 A5判上製 256p 本体価格6300円(税別)
刊行 2019年9月
ISBN 978-4-906917-95-2 C0031


目 次

第1章 不戦の意義
第2章 不戦条約の能否
第3章 不戦条約の種類
  第1項 往古の不戦条約又はその私案
  第2項 国際紛争の平和的処理方法の発達
  第3項 仲裁裁判の概説
  第4項 総括的仲裁裁判
  第5項 ブライアン平和条約
  第6項 国際聯盟規約の不戦規定
  第7項 平和議定書及びロカルノ協定の不戦条項
  第8項 安全保障委員会の不戦研究
第4章 最近の不戦条約問題の事歴
第5章 ショットウェル案の検討
第6章 米国の仏国その他との不戦条約交渉経過
第7章 不戦条約に対する疑惑又は非難
補 遺 米国の日英独伊四国へ不戦条約提議


●著者紹介

信夫淳平(しのぶ・じゅんぺい) 1871年生、1962年歿。外交官、国際法学者。法学博士。東京高等商業学校(現一橋大学)卒。外務省に入り総領事などをつとめ、1917年退官。早稲田大学講師、『新愛知』(現中日新聞・東京新聞)主筆、中華民国顧問などを経て、1951年早稲田大学教授。1943年『戦時国際法講義』(四巻)で恩賜賞(学士院)受賞。学士院会員。その他の著書に『国際政治論叢』(四巻)『戦時国際法提要』(上下)『海上国際法論』『上海戦と国際法』『近代外交史論』『小村寿太郎』など多数。