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大正日本外交史 覇道主義から大勢順応協調主義を経て協調破壊傾向へ

苦難と栄光の明治と、協調破壊による自滅の昭和との間

明治富国強兵の頂点たる自衛的日露戦争と、昭和軍国主義による侵略的戦線拡大との間に位置する大正日本外交の概要。第一次世界大戦に参戦し、国際政治において主要大国の席を得た大正日本外交の主要論点。同時代の国際法学者が、形式的拘泥の弊に陥りやすい外交官僚的視角をこえて、批評的に時代の動きを分析。
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著者 信夫淳平
書名 大正日本外交史 覇道主義から大勢順応協調主義を経て協調破壊傾向へ
体裁・価格 A5判上製 256p 本体価格6300円(税別)
刊行 2021年2月
ISBN 978-4-910213-12-5 C0020

目 次

第1章 大戦参加と我が国位の向上
第2章 日支関係の推移
第3章 シベリア出兵の収穫
第4章 ワシントン会議の決定せる三大問題
第5章 米国排日法の投じたる「重大の結果」
第6章 日露の再握手
第7章 竜頭蛇尾の支那関税会議
第8章 支那の治外法権撤廃運動及び日支通商条約改訂交渉
第9章 対外雑件一束
第10章 大正外交の総締め
附 録 大正年間対外重要事件年表
索 引

●著者紹介

信夫淳平(しのぶ・じゅんぺい) 1871年生、1962年歿。外交官、国際法学者。法学博士。東京高等商業学校(現一橋大学)卒。外務省に入り総領事などをつとめ、1917年退官。早稲田大学講師、『新愛知』(現中日新聞・東京新聞)主筆、中華民国顧問などを経て、1951年早稲田大学教授。1943年『戦時国際法講義』(四巻)で恩賜賞(学士院)受賞。学士院会員。その他の著書に『国際政治論叢』(四巻)『戦時国際法提要』(上下)『海上国際法論』『上海戦と国際法』『近代外交史論』『小村寿太郎』など多数。書肆心水復刻版に『不戦条約論』『明治二大外交 日英同盟と日露戦争』がある。