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明治二大外交 日英同盟と日露戦争 絡み合う欧米外交と日本外交

近代日本国家外交の頂点、その真実と意味

桂太郎首相と小村寿太郎外相の時代、第二次大戦敗戦までの20世紀前半の日本国家のありようと進路を決定的に方向づけた地政学的運命、日露の緊張関係を、外交の史実から詳細に描き出す。日本はいかなる状況の中、国際政治としてどこまで押し、どこで引いたか、臨場感ある駆け引きのディテール。
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著者 信夫淳平
書名 明治二大外交 日英同盟と日露戦争 絡み合う欧米外交と日本外交
体裁・価格 A5判上製 320p 定価7590円(本体6900円+税10%)
刊行 2021年1月
ISBN 978-4-910213-11-8 C0020

目 次

序 言

上 篇 日英同盟の始末

第1章 第一回同盟成立の経緯
    第1項 同盟成立に先だつ日露の関係
    第2項 この間における英独同盟談
    第3項 同盟交渉の経過
    第4項 同盟協約の成立
第2章 第二回同盟協約の意義
第3章 日英同盟の再改訂(第三回協約)

下 篇 日露戦役の外交的考察

第1章 満洲問題の経緯
    第1項 露国の満洲侵略
    第2項 日露の交渉
    第3項 交渉の打ち切り
    第4項 交渉打ち切り前における列国との関係
第2章 戦局の推移と第三国の態度
    第1項 第三国の講和運動
    第2項 日本海の激戦大勢を決し米国大統領講和を斡旋す
第3章 ポーツマス講和談判
    第1項 日露両国全権の任命及び渡米
    第2項 談判の行詰り
    第3項 行詰り辛うじて展開
索 引

●著者紹介

信夫淳平(しのぶ・じゅんぺい) 1871年生、1962年歿。外交官、国際法学者。法学博士。東京高等商業学校(現一橋大学)卒。外務省に入り総領事などをつとめ、1917年退官。早稲田大学講師、『新愛知』(現中日新聞・東京新聞)主筆、中華民国顧問などを経て、1951年早稲田大学教授。1943年『戦時国際法講義』(四巻)で恩賜賞(学士院)受賞。学士院会員。その他の著書に『国際政治論叢』(四巻)『戦時国際法提要』(上下)『海上国際法論』『上海戦と国際法』『近代外交史論』『小村寿太郎』など多数。書肆心水復刻版に『不戦条約論』『大正日本外交史』がある。