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終わりなき不安夢  夢話1941-1967

●イデオロギー批判の契機としての夢、哲学者の「自己への関係」

20年以上にわたるアルチュセール遺稿編集出版の最後において、妻殺害事件の核心がついに明かされる。夢の記録と夢をめぐる手紙や考察、そして1985年に書かれた主治医作を騙るアルチュセールの手記「二人で行われた一つの殺人」を集成。市田良彦による解説「エレーヌとそのライバルたち」「アルチュセールにおける精神分析の理論と実践」長編論考「夢を読む」を加えた日本語版オリジナル編集。年表および死後出版著作リストを併録。
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著者 ルイ・アルチュセール(Louis Althusser)
訳者 市田良彦
書名 終わりなき不安夢 夢話1941-1967
原書 Des rêves d'angoisse sans fin
体裁・価格 四六判上製 320p 本体価格3600円(税別)
刊行 2016年7月
ISBN 978-4-906917-56-3 C0010


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●著訳者紹介

ルイ・アルチュセール(Louis Althusser) 1918年アルジェリア生まれ。1939年高等師範学校合格。1940-45年ドイツの捕虜収容所で暮らす。1945年高等師範学校に復学。48年より高等師範学校教員。同年フランス共産党入党。著書刊行は、65年『マルクスのために』『資本論を読む』、73年『ジョン・ルイスへの回答』、74年『哲学と学者の自然発生的哲学』『自己批判の要素』、76年『ポジション』。1980年11月妻エレーヌを絞殺。「責任能力なし」の判決を受け、入退院を繰り返し、1990年死去。(死後出版の諸著作については本書巻末文献リストに記載。)

市田良彦(いちだ・よしひこ) 1957年西宮市生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。現在、神戸大学国際文化学研究科教授。専攻、フランス現代思想。主な著書に『アルチュセール ある連結の哲学』(平凡社)、『革命論』(平凡社新書)、『存在論的政治』(航思社)、編著に『現代思想と政治』(王寺賢太と共編、平凡社)など。