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綜合日本仏教史

●文化的・政治的側面を重視した個性的な仏教史

いま最もポピュラーな日本仏教史の本である新潮文庫版『日本仏教史』(末木文美士著)の文献案内で「文化史的な視点から書かれた新鮮さをもつ」と紹介されている基本的研究書。
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著者 橋川 正
書名 綜合日本仏教史
体裁・価格 A5判上製 384p 本体価格6800円(税別)
刊行日 2011年6月30日
ISBN 978-4-902854-87-9 C0015


●著者紹介

橋川 正 (はしかわ・ただす)

1894年生、1931年歿。真宗大谷大学で日本仏教史、真宗史を研究したのち、京都帝国大学国史学科に入学しその歴史研究の幅を広げる。その後真宗大谷大学教授となり日本史を講じ、史学方法論にも力を注ぎ、特に日本中世史と仏教文化史の方面で業績を挙げる。1929年、仏教ならびに歴史学研究のため欧米へ留学し、その帰途インドに入り仏教史蹟を訪ね1931年に帰国するが、病のために若くして死す。本書は著者の最終著作。本書のほかの著書に、『日本仏教文化史の研究』『日本仏教と社会事業』『概説日本仏教史』『真宗大谷派史要』などがある。

*本書は、橋川正著『綜合日本仏教史』(1932年、目黒書店刊行)を底本とし、新漢字使用・新仮名遣いなどにより表記を現代化した版である。





●目 次


●古 代 (上)

1 仏教の伝来
2 崇仏・排仏両派の反目
3 聖徳太子の三宝興隆(上)
4 聖徳太子の三宝興隆(下)
5 初期仏教の浸潤
6 初期仏教の思想及び信仰
7 奈良時代の諸宗(上)
8 奈良時代の諸宗(下)
9 国分寺と東大寺
10 奈良時代の精神生活
11 政教一致の弊害

●古 代 (下)

12 伝教大師最澄
13 弘法大師空海
14 天台宗の発展
15 真言宗の発展
16 入唐求法
17 貴族仏教
18 浄土教の発達
19 僧 兵
20 末法到来

●中 世

21 奈良仏教の復興
22 専修念仏の唱道
23 親鸞とその教団
24 一遍と時衆
25 法華信仰の独立
26 禅宗の伝播
27 室町時代の仏教の一面

●近 世

28 江戸時代の仏教の成立するまで
29 江戸時代の仏教と教化
30 大蔵経の開版
31 仏教と世俗生活

●附録 仏教と日本文化

・ 神道と仏教
・ 仏教と日本精神
・ 仏教と芸術