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第二次世界大戦への外交史1
満洲事変とその前史 1919-1933


外交官から政治家へ転身したリベラリスト芦田均の同時代認識

“芦田外交史全五冊”のうち開戦への危機の時期を論じる部分を二巻に再構成(続刊『2 ナチスの勃興から開戦まで 1933-1939』)。岩波文庫『第二次世界大戦外交史』で広く知られる芦田均の外交史論。現在ではこれ自体も歴史の対象というべき、当事第一級の人物による同時代認識の公的証言。リベラルとされる芦田は何を知らせ、訴えていたのか。

*後巻 第二次世界大戦への外交史2
*同著者関連書 両大戦間世界外交史
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著者 芦田均
書名 第二次世界大戦への外交史1 満洲事変とその前史 1919-1933
体裁・価格 A5判上製 352p 本体価格6900円(税別)
刊行 2020年1月
ISBN 978-4-906917-99-0 C0020

目 次

第1篇 大戦後の中華民国
第1章 革命過程の支那
第2章 ワシントン会議と支那
第3章 国民党政府の執権と革命外交
第4章 不平等条約の撤廃
第5章 支那と英米露
第6章 満洲事変前の日支関係
第7章 満洲事変当時の支那

第2篇 満洲事変
第1章 満洲に関する若干の考察
第2章 満洲事変の起因
第3章 事変初頭の外交
第4章 事変と聯盟理事会
第5章 十三対一
第6章 大勢妥協に傾く
第7章 錦州占領とスティムソン通牒
第8章 上海事件
第9章 満洲国の独立
第10章 リットン報告書
第11章 日本の聯盟脱退
第12章 満洲事変の事実上の解決

●著者紹介

芦田均(あしだ・ひとし)1887年生、1959年歿。1912年東大法科卒業、外務省入省。ヨーロッパ各国で外務書記官、大使館参事官を歴任。1929年法学博士の学位取得。1932年退官して政界に転身。衆議院議員当選連続11回。その間ジャパンタイムス社長を務め、戦後幣原内閣の厚相となり、退任後衆議院憲法改正特別委員会委員長、1947年民主党総裁、片山内閣の外相、1948年芦田内閣を組織し総理兼外相。同年昭和電工事件に連座し内閣総辞職、民主党総裁も辞任。1955年民主党外交委員長、自民党顧問、党外交調査特別委員会委員長。