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時間とヴァーチャリティー
ポール・ヴィリリオと現代のテクノロジー・身体・環境


トーチカからモバイル端末まで。技術革新で変容する“現実”

ポール・ヴィリリオの多面的議論を平易に解説し、ヴァーチャリティーなしではリアリティーが充分に構成されないような局面が各所に広がる現代の状況を掘り下げる。
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著者 本間邦雄
書名 時間とヴァーチャリティー ポール・ヴィリリオと現代のテクノロジー・身体・環境
体裁・価格 四六判上製 320p 本体価格3500円(税別)
刊行 2019年12月
ISBN 978-4-906917-98-3 C0010

目 次

はじめに
序 章 今日のエレメント――機械論の三段階から、ヴィリリオの「走行圏」、速度の世界へ
第1章 原型としてのトーチカ(掩蔽壕)――ヴィリリオの出発点
第2章 走行圏世界――速度機械
第3章 ヴァーチャル世界の優位と世界の老化――視覚機械による遠隔現前
第4章 情報エネルギー炸裂社会とヴァーチャル世界の浸潤
第5章 時間の支配と差異化
第6章 事故の博物館、偶有性としての時間
第7章 都市、身体の行方と「恐怖」の管理
第8章 分岐と時間多様性
終 章 脱オリエンテーションの思考――ヴィリリオから道元へ
あとがき
ヴィリリオ主要著作一覧

●著者紹介

本間邦雄(ほんま・くにお) 1951年、新潟市に生まれる。京都大学工学部建築系学科卒業。東京大学文学部哲学専修課程卒業。パリ第八大学フランス政府給費留学。東京大学大学院人文科学研究科・比較文学比較文化博士課程単位取得満期退学。駿河台大学現代文化学部教授を経て、同大学名誉教授。著書に、『リオタール哲学の地平――リビドー的身体から情動‐文へ』(書肆心水、2009年)、共著に、『道元思想大系』第17巻(「説き起こされることば――道元の思考」所収、同朋舎出版、1995年)、訳書に、バシュラール『火の詩学』(せりか書房、1990年)、リオタール『ハイデガーと「ユダヤ人」』(藤原書店、1992年)『リオタール寓話集』(藤原書店、1996年)、ヴィリリオ『電脳世界』(産業図書、1998年)、デリダ『言葉にのって』(共訳、ちくま学芸文庫、2001年)、デリダ/ドゥルーズ/リオタール/クロソウスキー『ニーチェは、今日?』(共訳、ちくま学芸文庫、2002年)がある。