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軍隊と自由 シビリアン・コントロールへの法制史

軍事に詳しい法制史学者のユニークな業績
――具体的な法制化の歴史をたどり、文民統制の歴史的厚みを示す

近世・近代・現代において、軍隊の制御はいかに進展してきたのか。主要各国(英米仏独日)ごとに歴史をたどり、その違いの意味を説く。「政治憲法と軍事憲法が対立する明治憲法の本質が、今次の敗戦を決定したところの、唯一の原因では、もちろんなかったとしても、憲法的見地からは、最も重要視されなければならない。」
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著者 藤田嗣雄
書名 軍隊と自由 シビリアン・コントロールへの法制史
体裁・価格 A5判上製 320p 本体価格6900円(税別)
刊行 2019年5月
ISBN 978-4-906917-91-4 C0032

目 次


序 編 文権優越の意義
第1章 民主主義の意義
    自由・民主主義/立憲・民主主義/人民・民主主義
第2章 文権と武権
    文武両権の分離/文権の優越/武権の優越
第3章 文権優越思想の形成及び滲透
第4章 文権優越の規範化

第1編 文権優越の構造
第5章 軍隊の構成
第6章 軍隊の最高処理
第7章 軍 法
第8章 軍事命令及び規則

第2編 文権優越の運用
第9章 法律の執行及び秩序の維持
第10章 非常事態の処理
第11章 戦争の指導

●著者紹介

藤田嗣雄(ふじた・つぐお) 1885年生、1967年歿。法制史学者。1910年東京帝大卒。朝鮮総督府勤務を経て1918年から1919年陸軍省参議官として軍政研究に従事。1932年陸軍大教官。1937年「軍政に関する研究」により法学博士。1950年国立国会図書館立法考査局専門委員。1957年から1966年上智大学法学部教授。主著『軍隊と自由』『明治軍制』『天皇の起源』『明治憲法論』『新憲法論』。画家の藤田嗣治は実弟。