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禅者列伝 僧侶と武士、栄西から西郷隆盛まで

●逸話で親しむ異色の禅入門

禅者中の禅者から禅の影響が見落とされている武人と為政者まで、近代仏教学を開拓した碩学が平易に語る。死と向き合うことで道を切り拓いた人間の姿を活写する、一篇一篇が読みきりの短文集。

坐禅書の双璧『普勧坐禅儀』『坐禅用心記』によった「坐禅の仕方」(伊藤道海著)と、宇井伯寿の簡潔な仏教信仰論「仏教を信ずる所以」を附録。
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著者 宇井伯寿
書名 禅者列伝 僧侶と武士、栄西から西郷隆盛まで
体裁・価格 A5判上製 288p 本体価格6300円(税別)
刊行 2015年6月
ISBN 978-4-906917-42-6 C0015

●当社刊 宇井伯寿の著作 『仏教哲学の根本問題』 『仏教経典史』『東洋の論理 空と因明』『仏教思潮論』『インド哲学史』

●目 次

建仁栄西
聖一弁円
懐弉禅師
義雲禅師
通幻寂霊禅師
上泉伊勢守
塚原卜伝
柳生但馬
宮本武蔵
荻野独園
原坦山禅師
西有穆山禅師
滴水宜牧
森田悟由禅師
峩山昌禎
維新の三舟
勝海舟
高橋泥舟
山岡鉄舟
西郷南洲の禅
沢菴宗彭
鉄眼禅師
曹洞の学匠
上杉謙信
武田信玄
菊池武時
太田道灌
五山文学の禅僧
伊達政宗
徳川家光
徳川光圀
白 楽 天
蘇 東 坡
道元禅師
白隠禅師
北条時頼
北条時宗
一休禅師
桃水和尚
良  寛
山内一豊
大石良雄
井伊直弼

附録1 「坐禅の仕方」(伊藤道海著)
附録2 「仏教を信ずる所以」(宇井伯寿著)


●著者紹介

宇井伯寿(うい・はくじゅ)

1882-1963。愛知県出身。インド哲学者、仏教学者。曹洞宗の僧。東京帝国大学文科大学卒業後、ドイツ、イギリスに留学。曹洞宗大学(現駒澤大学)、東北帝国大学、東京帝国大学の各教授を歴任。豊富な文献的知識をもとに緻密で周到な文献学的考証を行う学風で知られ、その業績は学界に大きな影響を与えた。研究範囲はインド六派哲学から中国・日本の仏教までの広きにわたるが、なかでも初期仏教研究、唯識思想研究を中心とした。著作は前期の代表作『印度哲学研究』6巻、後期の代表作『仏教汎論』2巻のほか、『印度哲学史』、『禅宗史研究』、『摂大乗論研究』など多数。多田等観らとの共著で『西蔵大蔵経総目録』6巻(続刊含め全12巻)もある。弟子に中村元ら。