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座談会 明治大正外交官秘話
秋月左都夫/石井菊次郎/栗野慎一郎/幣原喜重郎/林権助/牧野伸顕/松井慶四郎/芳沢謙吉[著]

激動する初期日本外交の機微を明かす当局者の肉声

条約改正から日清戦争、日英同盟、日露戦争、第一次世界大戦前後まで、くだけた語りから当時の外交当局における支配的理解、共通の信念やセンスが見て取れる第一級の資料。国際連盟脱退の時局において開催された座談会で示される、国際信義、国際条約の重視、誠実と穏健が近代日本の大をなしたという思想。

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造本 A5判上製 256p
価格 定価6930円(本体6300円+税10%)
刊行 2021年8月
ISBN 978-4-910213-18-7 C0020


目 次

座談会 日本外交秘録
条約改正前後
日清戦争前後
北清事変
日英同盟
日露戦争
世界大戦以降

外交官生活の追懐 栗野慎一郎
日本外交年表
附録 外交私観(抄) 石井菊次郎

索 引


●著者紹介

秋月左都夫(あきづき・さつお)1858年生、1945年歿。釜山領事、韓国公使館勤務、フランス公使館勤務、ロシア公使館勤務、スウェーデン、ノルウェー公使、ベルギー公使、オーストリア大使、第一次世界大戦パリ講和会議全権団顧問。

石井菊次郎(いしい・きくじろう)1866年生、1945年歿。仁川領事、清国公使館勤務、フランス大使、外務大臣、アメリカ特派大使(石井ランシング協定締結)、アメリカ大使、フランス大使、国際連盟日本代表、ジュネーブ海軍軍縮会議全権。

栗野慎一郎(くりの・しんいちろう)1851年生、1937年歿。アメリカ、メキシコ公使、イタリア、スペイン公使、フランス公使、ロシア公使、フランス大使。

幣原喜重郎(しではら・きじゅうろう)1872年生、1951年歿。仁川、ロンドン、アントウェルペン、釜山等の領事館勤務、イギリス大使館勤務、オランダ公使、アメリカ大使、ワシントン会議全権、外務大臣、総理大臣、衆議院議長。

林権助(はやし・ごんすけ)1860年生、1939年歿。芝罘副領事、仁川領事、上海領事、ロンドン領事、イギリス公使館勤務、韓国公使、清国公使、イタリア大使、中国公使、関東長官、イギリス大使、国際連盟日本代表。

牧野伸顕(まきの・のぶあき)1861年生、1949年歿。岩倉使節団随行、イタリア公使、オーストリア、スイス公使、文部大臣、農省務大臣、外務大臣、第一次世界大戦パリ講和会議全権、宮内大臣、内大臣。

松井慶四郎(まつい・けいしろう)1868年生、1946年歿。韓国公使館勤務、アメリカ公使館勤務、イギリス公使館勤務、清国公使館勤務、フランス大使、第一次世界大戦パリ講和会議全権、外務大臣、イギリス大使。

芳沢謙吉(よしざわ・けんきち)1874年生、1965年歿。イギリス大使館勤務、漢口総領事、中国公使(日ソ基本条約締結)、フランス大使、外務大臣、仏印大使、台湾大使。